モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使用しており、充電から放電へのサイクルを繰り返すことで寿命が減少します。
0から100%まで充電を「1サイクル」とカウントすると、「300から500サイクル程度」が寿命とされています。仮に、毎日満充電すると、約1年半から2年程度で、寿命を迎える計算です。
この記事では、モバイルバッテリーの寿命を延ばすコツと、正しい捨て方について解説します。
- バッテリーの寿命を延ばすコツ。
- バッテリーの正しい捨て方。
- バッテリーのオススメ品紹介。
備えあれば
憂いなし!
モバイルバッテリーの寿命を延ばすコツ
モバイルバッテリーは、使い方により寿命を延ばせます。
▼寿命を延ばすコツ
- 高温・低温を避ける
- 過充電・過放電は避ける
- 信頼性の高い製品を選ぶ
- 適切な充電器とケーブルを使用
- 長期保管は充電状態に注意する
高温・低温を避ける
極端な使用環境は、避けましょう。高温の環境下でバッテリーを保管すると、負荷が増加し寿命が短くなる可能性があります。
▼バッテリーの寿命が短くなる行為の例
- ポーチに入れたまま充電
- 炎天下の車内に放置
- 暖房器の近くで使用
極端に低温でも悪影響を与えます。使用環境は「0~40℃」が目安です。
過充電・過放電は避ける
適切な方法で充電しましょう。バッテリーが満充電になったら、充電を停止するのが理想的です。夜間の充電は避けたほうが良いです。
また、バッテリーを完全に使い切る前に充電することが重要です。一般的に20%以下になる前に充電を開始するのが望ましいです。
最近のモバイルバッテリーには、過充電防止の保護回路が組み込まれているものが多いです。そのため過充電をそれほど気にする必要はないのですが、私の場合「満充電になったら充電を停止する」ようにしています。満充電の状態を少しでも短くするためです。
信頼性の高い製品を選ぶ
モバイルバッテリーの品質そのものによっても、寿命が異なります。信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。オススメ品で紹介している「Anker」や「Jackery」など、有名なメーカーであれば安心です。
無名ブランド品や中古品は、避けましょう。バッテリー保護回路が不十分で、寿命が極端に短い場合があります。
適切な充電器とケーブルを使用する
純正またはメーカーが推奨する充電器とケーブルを使用することで、バッテリーの保護機能が正常に働くことが保証されます。
長期保管は充電状態に注意する
バッテリーを長期間保管する場合、充電状態が適切でないと寿命が短くなります。部分的に充電された状態(50%程度)で、保管することが推奨されます。
バッテリーは、使用しなくても「自己放電」します。長期保管で「完全放電(0%)」の状態にならいないように注意してください。
注意すると、
寿命を延ばせる!
モバイルバッテリーの正しい捨て方|リサイクルが義務です!
寿命を迎えたモバイルバッテリーの捨て方はご存じでしょうか?
2001年に施行された「資源有効利用促進法」(※)に基づき、小型充電式電池の回収と再資源化が義務化されました。これにより、電池メーカーや関連機器のメーカー、輸入業者などが協力し、リサイクル活動を推進しています。
経済産業省
具体的には、全国の協力店や自治体を通じて使用済み電池を回収し、再資源化を行っています。
「不燃ごみ」として捨てないようにしてください。
SDGsに貢献!
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)は、国際連合が2015年に採択した17の目標。貧困削減、ジェンダー平等、気候変動対策など、多岐にわたる課題を包括的にカバーしている。
信頼性の高いモバイルバッテリーを紹介
小型バッテリー(10,000mAh)
引用:Amazon
携帯に便利な小型バッテリーは、Anker製が人気でオススメです。小型軽量、高性能、高品質で低価格!
こちらは、容量10,000mAhで、スマートフォンなら2回以上フル充電にできます。
小型バッテリー(20,000mAh)
こちらは、上記の2倍:容量20,000mAhで、スマートフォンなら4回以上フル充電にできます。
(参考)充電器のオススメ品
なお、充電器は以下がおすすめです。ケーブルと一体型で便利、安価、充電速度も速いPD対応20Wです。
Power Deliveryの略、USB Type-Cコネクタに対応した給電規格のこと。
従来のUSB Type-Aの5W規格と比べ、最大3倍で急速充電可能です。
大型バッテリー(112,200mAh)
ポータブル電源は、Jackery製が人気でオススメです。充電方法は、家庭のコンセントの他、車のシガーソケットにも対応。例えば車中泊で、電気ポットなども使えます。
こちらは、容量112,200mAhで、ノートパソコンなら7回以上フル充電にできます。
大型バッテリー(278,400mAh)
こちらは、容量278,400mAhで、最大8つの機器を同時に充電できます。
レジャーと災害時の
両方使えてコスパが良い。
モバイルバッテリーに関する「よくある質問」
飛行機への持ち込み方法は?
手荷物で機内に持ち込みましょう。預け荷物に入れることは禁止されています。
モバイルバッテリーの安全性はどうやって確認できる?
PSEマークやCEマークなどの安全認証がついた製品を選びましょう。
モバイルバッテリーが熱くなるのは正常?
充電中や使用中に若干の熱を持つことは正常です。極端に熱くなる場合は故障の可能性があるため、メーカーに相談することをお勧めします。
まとめ:モバイルバッテリーの寿命を延ばすコツは?正しい捨て方も解説
モバイルバッテリーの寿命を延ばすコツと捨て方、オススメ品について解説しました。
ちょっとしたコツでモバイルバッテリーの寿命を延ばすことが可能です。また、寿命が来たら正しい捨て方で、リサイクルに貢献できます!
モバイルバッテリーは、現代のデジタルライフにおいて必需品といえます。ビジネス、レジャー、災害時などで安心感を得るために、上手に活用していきましょう。
この記事は以上です。
参考情報
以下は参考記事です。よろしければ、どうぞ。
ノートパソコンのオススメ品
ノートパソコンは、必要なスペックを見極めて選択しましょう。以下の記事で、オススメ品を紹介しています。
家電量販店で勧められる
高価なパソコンは不要!
海外出張の便利グッズ
海外出張や旅行ではモバイルバッテリーが必需品ですが、その他の便利グッズも揃えましょう。以下の記事で、紹介しています。
スマートフォンのオススメ品
スマートフォンは、「楽天モバイル+SIMフリー本体」がコスパが良くオススメです。以下の記事を参考にしてください。
家計の固定費を低減!