ハイブリッドとガソリン車のどっちがお得?比較検証

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自動車を選ぶとき、悩みませんか?

ハイブリットにしようか、ガソリン車にしようか?

一度購入すると5~10年は使い続けるので、購入費だけでなくランニングコストも重要です。

この記事では、ハイブリッド車とガソリン車のどっちがお得か?比較検証し解説します。

この記事の内容
  • 購入費の比較検証
  • 燃料費の比較検証
  • メンテナンス費の比較検証
  • リセールバリューの比較検証
  • 任意保険料の比較検証
  • コスト以外の考慮すべき点

<結論>
ハイブリッド車がお得なケースが多い!
ハイブリッド車の販売台数は5割を超えています。(出典:社団法人 自動車会議所)

販売台数一位の「トヨタ ヤリス」を例に、比較検証してみました。

トヨタ アクア
  • ハイブリッド Z( 1.5L・2WD)
  • ガソリン   Z( 1.5L・2WD)
模索する会社員

筆者はハイブリッド車を
愛用しています。

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購入費:ハイブリッドとガソリン車のどっちがお得?

ハイブリッド車

車両購入費は、ハイブリッド車が割高です。

ただし、優遇税制も考慮すると、その差額はだいぶ縮まります!

以下はトヨタのヤリスを例に、比較してみました。

▼ヤリス車両価格と税金・自賠責保険

項目ハイブリットガソリン
車両本体(消費税込)2,496,000 2,154,000 
自動車重量税36,900 
自動車税環境性能割52,800 
自動車税種別割2,500 2,500 
自賠責保険24,190 24,190 
合計2,522,690 2,270,390 

一般的に、ハイブリッド車の車両本体価格は、ガソリン車よりも購入価格が30~40万円ほど高い傾向にあります。ヤリスの場合も、342,000円ハイブリッド車の方が高いです。

ただし、税金を含めると上表のように差額はだいぶ縮小されます。ヤリスの場合も、252,300円ハイブリッド車の方が高いです。

ハイブリッド車は税制面で有利。車両本体価格ではなく、税金も考慮して購入価格を比較検討しよう!

模索する会社員

せっかくの優遇税制、
上手に利用したいものです

燃料費:ハイブリッドとガソリン車のどっちがお得?

ガソリン給油

燃料費は、ハイブリッド車の圧勝です!

例として、「7万km走行した場合のガソリン代」は下表の通り。ハイブリッド車の方が、224,000円安くなる計算です。

▼燃料費比較(ガソリン:170円/l前提)

項目ハイブリットガソリン
WLTCモード35.4km/l21.3km/l
1kmあたりの燃料費4.8円8.0円
7万km走行時の燃料費336,000円560,000円

ヤリスの場合、ハイブリッド車はガソリン車に比べ約40%ほどガソリン使用量が少なくなります。当然、走行距離が多いほど、燃料費の差が大きくなります!

模索する会社員

ガソリン代の高騰、
勘弁してほしい…

メンテナンス費:ハイブリッドとガソリン車のどっちがお得?

自動車メンテナンス

メンテナンス費用の面では、ハイブリッド車は有利な点と不利な点があります。

ハイブリッド車が有利な点

ブレーキの摩耗が少なく、長寿命のバッテリーを使用している。

ハイブリッド車が不利な点

ディーラーでの、ハイブリッドシステムの点検が推奨される。

これらの要素を総合的に考慮すると、メンテナンス費用は、ハイブリッド車でもガソリン車でも大きく変わらないようです。

ただし、ハイブリッド車は10年を過ぎると「駆動系バッテリー」の寿命を心配する必要があります。逆に10年未満であれば過度に心配する必要は無いです。

▼メンテナンスの節約方法を解説

リセールバリュー:ハイブリッドとガソリン車のどっちがお得?

ハイブリッド車

ハイブリッド車は、ガソリン車に比べてリセールバリューが高い傾向があります。

ハイブリッド車は環境性能に優れているため、年々需要が高くなることが予想されます。

数年後の買取価格が高くなることで、トータルコストを抑えることが可能です。

▼車売却の賢い方法を解説

任意保険料:ハイブリッド車とガソリン車のどっちがお得?

ハイブリッド車

保険料も考慮すべき要素です。

一般的に、ハイブリッド車は「エコカー割引」などの特典が適用されるケースが多いようです。保険会社によって条件が異なりますので、複数のプランを比較検討するほうが良いでしょう。

▼自動車保険の選び方を解説

模索する会社員

保険選びは
プロのアドバイスを活用!

コスト以外の考慮すべき点

ハイブリッド車

自動車は生活の道具でもあり、趣味としての愛用品など、さまざまな側面があります。

当然、コストメリットだけでは決められません。

環境への配慮

ハイブリッド車は、ガソリン車に比べてCO2排出量が少なく、環境に優しい選択肢とされています。

環境意識の高い消費者にとっては、「ハイブリッド車の選択が必須」と考える可能性があります。

乗り心地・静粛性

ハイブリッド車はエンジン音が静かで振動も少ないため、快適な運転が可能です。

ゼロ発進加速もスムーズで、運転手はもちろん同乗者も気持ち良くドライブできます

所有のステータス

ハイブリッド車を所有している人のイメージは、どのようなものでしょうか?

  • 周囲への配慮、社会的貢献
  • ハイテク好き、未来志向
  • サステナブル、エコ
  • 経済的余裕

少なくとも、ハイブリッド車に「マイナスイメージ」は無いですね!

模索する会社員

ハイブリッド車は
乗ってて気分が良い!

よくある質問

ハイブリッド車

ハイブリッド車に関する「よくある質問」に答えます。

ハイブリッド車の「駆動用バッテリー」の寿命は?

「10万km、5~8年」が目安。
これはかなり安全をみた設定でしょう。定期的なメンテナンスにより、15年以上使用しても問題ないケースも多数あります。

各自動車メーカーは耐久性を十分考慮していますので、過度の心配は無用と思います。事実、ハイブリッド車を乗り継いでいる筆者の実績では、9年使用しても全く問題ありません。

ハイブリッド車の「補機バッテリー」の寿命は?

約3~5年です。
ハイブリッド車にも補機バッテリーが装備されていてヘッドライトなどの電源となりますので、寿命が来れば交換は必要です。セルモーターの駆動が無いなど、エンジン車よりも寿命は長い傾向にあるようです。

エンジン車は、将来使用できなくなる?

まだ大丈夫です。
自動車メーカーは将来の法規制も見据えて自動車を販売しています。購入した自動車の寿命が来る前に「使用禁止」とはなりませんので、安心してください。

まとめ:ハイブリッド車とガソリン車のどっちがお得?比較検証

ハイブリッド車

この記事では、ハイブリッドとガソリン車を比較し、「どっちがお得なのか?」比較検証しました。

総合的に見ると、年間の走行距離が多い人にとっては、ハイブリッド車がお得であることが多いです。

また経済的要素以外にも、ハイブリッド車には「静粛性や乗り心地」など優れた点があり、積極的に選ぶ理由があります。

この記事が読者のみなさまの最適な選択の一助となれば、うれしいです。

この記事は、以上です。

模索する会社員

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